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バオバン

2019年1月に雑記ブログ開始。目標は年内に月収30万円。Uターン転職の体験談や、音楽・映画・本など好きなことを書いています。4つのアフィリエイトサイトと、3つの特化ブログも運営中。最高PVは1日25万PV。初心者向けのブログアフィリエイト講座も行っています。

100万円払ってでも会社を辞めたかった

「実は、家庭の事情で実家に戻ることにしまして・・・・・・」

そんな嘘をついて、僕は新卒から約8年間勤めた会社を辞めた。

精神的に限界を感じていた僕は、Uターン転職をして福岡に帰ることにしたのだ。

「家庭の事情で」なんて嘘をついたのは、僕が簡単には辞められない身分だったから。

「帰国後5年以内に退職する場合は、研修費用を返還しなければならない」という誓約書にサインしていた。
 

僕は2年前まで、上海にいた。

海外トレイニーという、将来の海外駐在員を養成するための研修で派遣されていたのだ。

会社のお金で現地の大学に留学し、給料をもらいながら中国語を学べるという夢のような制度。

海外駐在員を目指していた僕にとって、海外トレイニーに選ばれたのは人生で一番嬉しかった出来事の一つ。

僕が「一生この会社に身をうずめよう」と決意した瞬間でもあった。

まさかたった2年で会社を辞めることになるなんて、想像もしていなかった。
 

もちろん、僕は辞めるに当たって、研修費用を支払うことも覚悟していた。

中国の留学費用は、学校の授業料だけなら1年間で約50万円。

給料や滞在費用まではさすがに請求されないだろうから、せいぜい100万円払えば辞められるだろうと思った。

この時の僕はメンタルクリニックに通っていて、まだ鬱病と診断されてはいなかったが、もう時間の問題だった。

「早く環境を変えないと本当に鬱病になってしまう。そうなってしまったら人生終わりだ」

と思っていたから、100万円払ってでも会社を辞めたかった。
 

でも、「今の仕事がきついので辞めます」とは言えなかった。

僕はこの部署に来てまだ半年も経っていなかったし、「期待はずれな奴だった」と思われたくなかったのだ。

そこで思い付いたのが、「家庭の事情」という嘘。

今思えば、メンタルクリニックに通っていることを正直に話せばよかったと思う。

新卒で入って約8年間お世話になった会社を、僕はあっけなく辞めた。

Uターン転職しようと思った理由

上海から帰国した後、僕は本社の海外営業部に配属された。

会社の花形部署で、ここで頑張れば、世界各地を飛び回る海外駐在員になれる。

憧れの海外駐在員という夢に向かって、僕は必死に仕事を頑張った。

通常業務以外でも、飲み会は全参加。ゴルフや替え歌カラオケ大会など、社外行事も全て参加した。

そうやって努力を続けた結果、僕は上司からも一目置かれる存在となった。

海外営業部に来てから1年3カ月が経ち、「もうすぐ海外に行けるかも」と思った頃、ついに辞令が下りた。
 

しかし、まさかまさかの国内転勤・・・・・・。

転勤先は愛知県で、巨大自動車メーカーT社へのOEM営業。

正直、入社した時から絶対に行きたくないと思っていた部署だった。

僕は頑張り過ぎたのだ。

この頃、会社は自動車メーカー向けのOEM営業に注力するという方針を決め、各部署から優秀な人材をどんどん送り込んでいた。

「T社の相手をできるのはお前しかいない」と言われ、とても断れる雰囲気ではなかった。

それに僕は、海外トレイニー帰りだ。

いい思いをさせてもらった分、会社には恩返しをしないといけない。

「T社から学ぶことも多いかもしれない」と無理やりポジティブに考えて、僕は愛知県へと引っ越した。
 

案の定、T社との仕事はクソだった。

下請けは完全に奴隷。これほど理不尽でつまらない仕事は他にないだろう。

メンタルが壊れるのも早かった。

異動してから2カ月後にはメンタルクリニックに通っていて、レメロンという抗うつ剤を飲むようになっていた。

「仕事を変えるしかない」と思い、転職を決意した。

そして、ストレスの少ない仕事をしようと、地元福岡へUターン転職することにした。

これ決断が、大きな間違いであった。